イベント情報

【終了しました】森 麻季 & 錦織 健 デュオ・リサイタル アメイジング・ソングス ~愛と煌めきを歌にのせて~

【出演】
 森 麻季(ソプラノ)
 錦織 健(テノール)
 山岸 茂人(ピアノ)

【曲目】
 ヴェルディ   : 歌劇「椿姫」より “乾杯の歌”(森 麻季、錦織 健)
 プッチーニ   : 歌劇「ラ・ボエーム」より “冷たき手を”(錦織 健)
 プッチーニ   : 歌劇「ラ・ボエーム」より “私の名はミミ”(森 麻季)
 モンテヴェルディ: 歌劇「ポッペアの戴冠」より“あなただけを見つめて”(森 麻季、錦織 健)

 山田耕筰    : からたちの花(森 麻季)
 日本古謡    : さくらさくら(錦織 健)       ほか


 ※プログラムは変更になる場合がございます。

プレイガイド

● イープラス(e+) ※一般のみ取り扱い(2/19一般発売より)
 ※発売初日は13︓00~

● チケットぴあ ※一般のみ取り扱い(2/19一般発売より)
 ※Pコード:236-027
 ※発売初日は10︓00~


 

今回は、なんとご出演者のお二人よりコメントをいただきました!

●日本を代表するオペラ歌手である森さんにとって、歌とはどのようなものでしょうか。

高校生までは音楽学校でピアノを専攻していました。その頃ピアノ曲を一曲仕上げるには毎日長時間弾き込み、少しずつテンポを上げて本番に向けてひたすら練習という感じで。。もちろんピアノは大好きなのですが、その頃は音楽を楽しめていなくて、音楽の「く」の字が苦しみの「苦」に近いほどでした。
ピアノ科でしたが、誰かと合わせて演奏することが大好きで、学校の声楽科、ヴァイオリン科、フルート科など様々な楽器のお友達の伴奏や、合唱の時間の伴奏も任されていて、ソロで弾くピアノよりも、誰かと一緒に音楽ができる方が楽しいなぁと思い始めていた頃、音楽性を豊かにするからと勧められて声楽も習い始めました。勉強を始めたばかりの歌(イタリア古典歌曲)は初見で歌って弾き語りできるほどシンプルで美しいメロディ!たちまち音楽がとても楽しいと思えて私には向いていたようです。
もちろん声楽は、楽器とは違う難しさや奥深さがあるのですが、楽しくて大好きなことだからずっと一生懸命に取り組んでこられました。少しずつ、一歩ずつの成長ですが、前にできなかったことがちょっとできるようになると、自分にはとても大きな喜びでしたし、ヴァイオリンやピアノなど、10代や20代ですでに演奏技術などのピークが来るものに比べて、声楽はゆっくり、じっくりと時間をかけて、自分の身体や人生の重なりと共に声と音楽を育てていかれるのも素敵なことだなぁと思っています。
歌には歌詞があり、オペラなどでは役柄があります。他の楽器にはない大きな特徴ともいえますが、たくさんの教訓を含んだ歌詞やオペラの内容など、歌に教えられ、オペラなどを演じている時は、役柄と共に生きるのも声楽の面白さでもあります。
歌を勉強してから気づけばすでに30年以上経っていますが、まだまだ勉強ばかりで、これからもいっぱい勉強して、更なるチャレンジをして行きたいと、そんな歌に出会えたこと、歌を勉強してよかったなぁといつも思っています。

●錦織さんと何度か共演されていますが、印象やエピソードなど教えてください。

錦織さんは私がデビューする前から大スターで、ずっと長い間日本を代表される方です。そんな錦織さんは初めてお会いした頃からいつも変わらず、周りをとても気遣い、お優しく、さらに周りを笑わせるようなユーモアもたっぷりな方です。でも一旦演奏になると真剣勝負で、ご一緒していて圧巻の演奏を間近で聴くたびに、私ももっと勉強して音楽の高みを極めていきたいと思わされます。
あと特筆すべきは、演奏の素晴らしさと同じくらい、舞台でのお話がとっても上手なことです!
去年は錦織さんとのリサイタルを日本各地で行わせて頂きました。毎回台本も考えてくださり、お客様に素晴らしい演奏と楽しい時間もと、心配りをされていらっしゃいます。回を重ねるごとに私も鍛えられて?!お話することが少しずつできるようになってきました。今回の公演でも、錦さんの素晴らしい演奏と楽しいお話もご期待ください!

●今回の公演プログラムへの思いや聴きどころを教えていただけますでしょうか。

錦織さんのお考えで、二人で歌うのだから一人ずつのリサイタルでは味わえないような二人でのデュエットをたくさん盛り込みましょう!とプログラムを組んでおります。
ソプラノとテノールには様々なオペラの名場面がありますが、私達の声に合った素敵な二重唱もお楽しみ頂ければ幸いです。
そして、日本歌曲や、オペラの名アリアなど、皆様にお馴染みの作品も多く取り上げられているので、マイクを使わずにホールの空気と響きを震わせて皆様に届く、生の声の醍醐味を味わって頂ければ幸いです。

●八王子の印象はいかがですか?

高尾山があり、桜の名所も多く自然に囲まれた街という印象で、休日の小春日和などに子どもたちやペットたちと遊びに行きたいです!

●日本を代表するオペラ歌手である錦織さんにとって、歌とはどのようなものでしょうか。

先ず私の肩書きを〝日本を代表するバラエティオペラ歌手”と訂正させていただいたうえで(笑)、自分にとって歌は「一生を通じた職業だった」ということです。さすがにもう転職もしないと思うので、この仕事を全うできたことに安堵しております。

●森さんとは何度かご共演されていますが、印象やエピソードなど教えていただきたいです。

「麻季ちゃん」と呼んで先輩面をしていますが、沢山のことを学ばせてもらった尊敬する後輩です。演奏技術的なことはもちろんですが、プロとしての強いメンタルと舞台人根性も素晴らしいものがあります。
以前、彼女と共演するオペラ・ツアーの最中に酷い風邪をひいて代役に交代することになりました。電話で断りをいれたところ「ダメです、歌いなさい」と先輩の私を叱ってくれたこともありましたっけ。

●今回の公演プログラムへの思いや聴きどころを教えていただけますでしょうか。

メインをオペラのデュエットに設定して、お互いの魅力を発揮できる選曲をしました。2人ともコントロールが得意なタイプなので繊細な二重唱になるはずです。
さらに日本歌曲やトークも加えて聴きどころを増やしました。アンコールまで加えると、かなりバラエティに富んでいると思います。

●八王子のお客様に、メッセージをお願いいたします。

マイクを使わない「声楽」はデジタル現代においてはアナログな特殊ヴォーカルですね。そんなナマ声を体験するにはナマで聴くしかありません。
八王子の皆さんに是非イタリアオペラのサウンドや日本歌曲の繊細さを楽しんでいただきたいです。皆様と会場でお会い出来るのを楽しみにしております。



森麻季 
錦織健 ©大八木宏武(都恋堂)
山岸茂人 ©横井明彦
開催日 2023年 06月17日(土)
開催時間 開演14:00(開場13:30)
会場 いちょうホール
大ホール
チケット発売日
  • 2023年 02月12日(日)
  • 2023年 02月19日(日)
チケット料金 <全席指定>
友の会/4,100円
一 般/4,500円
入場制限 未就学児入場不可
販売窓口
  • いちょうホール
  • 南大沢文化会館
  • 学園都市センター
  • J:COMホール八王子
◆上記4箇所の発売初日の窓口販売は10:00~
◆発売初日の電話予約・インターネット予約は13:00~
※インターネット予約の場合は事前に登録が必要です。
※窓口で完売の際は、ご予約いただけません。
・イープラス(e+) https://eplus.jp/sf/detail/3806010001-P0030001P021001?P1=1221
・チケットぴあ  https://t.pia.jp/ [Pコード:236-027]
いちょうホール概要
  • 〒192-0066 八王子市本町24番1号
  • TEL. 042-621-3001
  • FAX. 042-621-3007(休館中は利用できません)
開館時間:9:00~22:00
休館中のお問い合わせはこちら
休館日
  • 毎週月曜日(ただし、その日が休日にあたるときは、その翌日)
  • 12月29日から翌年1月3日まで
  • その他年間数日の休館日あり
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