八王子と鳥公園の1年目 5月のワークショップ

演劇のための長くてゆるやかなアーティスト・イン・レジデンス「八王子と鳥公園の1年目」の公演第一弾として、2023年3月17日-19日に鳥公園の代表作『ヨブ呼んでるよ』を三浦雨林による新演出で、いちょうホール(小ホール)にて上演します。戯曲も初演時から一部改訂し、『ヨブ呼んでるよ -Hey God, Job’s calling you!-』としてリクリエイションに臨みます。

上演までの長くてゆるやかな道のりの1歩目として、2つのワークショップを企画しました。ぜひ、ご参加ください。

〇鳥公園 WS特設ページ
https://www.bird-park.com/job2022ws

〇 演劇のための長くてゆるやかなアーティスト・イン・レジデンス「八王子と鳥公園の1年目」 ホームページ
https://hachiojibunka.or.jp/play/yuru-air

ワークショップ-A「旧約聖書『ヨブ記』を一緒に読む」

応募を締め切ました。

 西尾佳織作『ヨブ呼んでるよ』は、旧約聖書のヨブ記をベースに、自分だけに降りかかる(ように思える)理不尽や、他者から施される“善き行い”たちが渾々と描かれている作品です。主人公は希帆という、現代の日本に生きるセックスワーカーの女性。彼女は店舗型デリヘルで働きながらシングルマザーをしていましたが、無断欠勤を続けて引きこもり、子供もネグレクトしているという状態で物語が始まります。この女性に重ねられたのが、旧約聖書『ヨブ記』の主人公・ヨブです。

 本作を演出するに当たって、まずは元になっている『ヨブ記』への理解を深めたいと思い、専門の講師の方をお招きしました。上演台本の基礎になる時間を当企画参加者のみなさんと共に過ごし、共に読み解きたいと思います。

—ファシリテーター・三浦雨林(鳥公園アソシエイトアーティスト)

概要

5月14日(土) 13:30-16:30  いちょうホール(第2展示室)
第一回「ヨブ記ってなんだ?〜聖書に触れてみる」(講師:安田真由子)

5月15日(日) 13:30-16:30  いちょうホール(第2展示室)
第二回「何もかも物語?〜物語や批評について考えてみる」(講師:安田真由子)

5月16日(月) 13:30-16:30  学園都市センター(第2セミナー室)
第三回「語られている言葉の信じ方を考える」(ファシリテーター:三浦雨林)

5月21日(土) 13:30-16:30  いちょうホール(第2展示室)
第四回「フェミニズムとヨブ記?〜聖書学への新たなアプローチ」(講師:安田真由子)

5月22日(日) 13:30-16:30  いちょうホール(第2展示室)
第五回「語らないことを考える」(ファシリテーター:三浦雨林)

参加費 | 1回1000円/通しチケット3500円
定員 | 15人(各回)
※応募者多数の場合は抽選となります。結果は、メールまたはお電話にてお知らせいたします。またその場合、通し参加の方を優先します。

ワークショップ-B「戯曲『ヨブ呼んでるよ』におけるセックスワーカーの表象を考える」

応募を締め切ました。

 「ヨブ記」は、神への信仰篤く恵まれた環境で何不自由なく暮らしていた義人ヨブが、ある日突然まったく謂れのない受難に遭って、神に問いかける物語です。『ヨブ呼んでるよ』ではこの主人公ヨブを、現代の日本に生きるセックスワーカーの女性・希帆(きほ)として描いています。彼女はアルコールに溺れ、二人の子供の育児を親族に押し付け、周囲からの働きかけを拒絶して部屋に引きこもっています。

 リクリエイションに取り組むに当たって、本作におけるセックスワーカーの表象のあり方を再検討したいと思いました。本作中に、作品全体の意図に反する形で、セックスワークに対するスティグマタイズを強化してしまうような表現はないか、講師の方をお招きして考えたいと思います。

— ファシリテーター西尾佳織

概要

講師:要友紀子(SWASH代表)、げいまきまき(女優パフォーマー元セックスワーカー)

5月28日(土) 13:30-16:30  いちょうホール(第2展示室)
5月29日(日) 13:30-16:30  いちょうホール(第2展示室)
※二日間別の内容になるため、通しでの受講をおすすめしますが、一日だけのご参加も可能です。

参加費|1 回 1000 円
定員|15 人(各回)
※応募者多数の場合は抽選となります。結果は、メールまたはお電話にてお知らせいたします。

クレジット

主催:(公財)八王子市学園都市文化ふれあい財団
企画:鳥公園
運営:演劇ネットワークぱちぱち
助成:令和4年度 文化庁文化芸術振興補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)独立行政法人日本芸術文化振興会