(齊藤)みんなで壁を壊します。

日付が変わってしまいましたが、私が起きているうちは金曜日だ!という強い意思を持っています。まゆたそです。まだ金曜日だと思ったのに!でも書きます夜更かしなので。

今週のぱちぱち関連のニュースといえば、やはり『むかしむかし、あるお家に』の出演者募集開始ですよね皆さん。これは制作としてしっかり宣伝しておかねば。

今年8月に、たちかわ演劇祭にて

『むかしむかし、あるお家に』上演しまーす!!

出演者大募集してまーす!!(大声)

初演ではわたくし出演者だったんですけれども、今回は制作として参加いたします。作品に貢献できるよう、より良い創作のために頑張りますので、皆さま宜しくお願いします。

https://hachiojibunka.or.jp/play/net88_entry/2121

中込さんも上記の出演者募集ページに書いていますが、「演劇は静かに座って見るもの」というイメージがあります。実際それは間違っていません。私が3月に行った能登演劇堂には、完全防音の「ファミリーシート」が客席最後方にありまして、未就学児の子どもを連れたご家族や、どうしても騒いでしまう子向けの空間として機能していると、劇場の方が教えてくれました。

お子さん連れでなくとも、激しく咳き込んでしまった人が席を立ったりするのは、観劇中よく見る光景ですし、やはりそこには“外からの音や刺激によって「劇空間」を壊してはならない”という気持ちがあるのだと思います。

分かります。すごく分かります。第4の壁(舞台と客席を分ける見えない一線)、ありますもんね。確かに演劇は「お客さんが誰も舞台の上に上がってこない」(舞台に介入してこない)という大前提によって成り立っています。よく考えると不思議な話ですね。見えない信頼関係と言いますか、よく「舞台と客席は共犯関係」なんて言ったりしますけど、改めて考えてみるとお客さんの努力にすごく寄りかかってますね演劇は。「作品の最後のピースはお客さんだ」これもよく言いますね。本当にそうです。お客さんが変わると芝居のテンポ感も変わるんですよ。ストーリーは悲劇なのに、お客さんがすごく笑うものだから、「あれ、これ喜劇だったっけ?」なんて事もありました。これって結局介入してるの?してないの?おお偉大なるお客様よ。……なんだか話が逸れてきました。

しかーし!この『むかしむかし、あるお家に』はですね、そんな「演劇は静かに座って見るもの」というイメージはどっかに置いてきて、みんなでのびのび演劇を遊ぼうぜ!壁を壊しちゃおうぜーいというそんな作品なのであります。わぁ楽しそう。

あなたと一緒に演劇をつくりたいです。ご応募お待ちしております。