(伊藤)それぞれの場所にいる

広報チーフ伊藤です。

先日、私が姉妹のように慕っている友達ととあるトークライブの配信を一緒に観ました。

私が敬愛する先輩が出ていたものです。

一緒に観てくれた友達と、先輩と私は以前一緒に演劇を作っていたこともあって、配信の内容にああでもないこうでもないと言ったり、演劇の話もしてみたり。かつての仲間の話になって、今みんながどんな風に生きていて、どんな風に演劇と関わっているのか(いないのか)と話したり。

みんなそれぞれの場所でそれぞれの生活をしている。

それぞれの仕事があって、それぞれの趣味があって、それぞれの考え方ややりたいことがあって。

私は演劇という共通項でまた人生の交差点があれば良いなと思います。

好きな人たちとは、またどんな形でも良いから演劇という路上で会ってみたい。

立場はどんなに変わっていてもいいので。

というわがままです。

さて、『むかしむかし、あるお家に』が終わって間もないですが、ぱちぱちは動き続けてます!

「演劇を見たことのない人にも響く舞台を作る」というテーマのもと、二人の若手演出家が選出されました。

お知らせ第一弾は平井寛人さんの作品の出演者募集です!

どしどしご応募お待ちしております!

それぞれの場所で、それぞれのことを頑張っている。

私はまだここにいます。演劇の中で生きていきたい。まだまだ。

公演がひとつ終わったらまた次、次って流れていくようだけど、ひとつひとつが自分を作るから、全部大事に。

時に取捨選択して。

その過程で、幸せの総量が増えれば良いと思います。

生きていることは基本的には苦しいです。理想があまりにも遠くて追いつけないことも分からされながら。

でも演劇のおかげで人生を棒に振りたいと思うくらいにはそれなりの当事者意識を持って自分の人生を生きています。

あーやっぱ好きです。