公募しておりました「八王子ユースシアター」(2022年12月開催)で上演する新作の演出家が決定しました!
2名の演出家が、それぞれの作品を作り、同時に上演します。
7月下旬頃、上演に向けて出演者・スタッフを募集いたします。
詳細は演劇ネットワークぱちぱちのホームページ、Twitterにて公開いたします。
演出家プロフィール
平井寛人(尾鳥ひあり主宰/FUKAIPRODUCE羽衣 所属/演出家・脚本家・作曲家)
1996年生まれ、26歳。千葉県柏市出身。普段は、事態が膿んで膿ませてぐっじゅぐじゅになったところから思うままにやってみる、というテーマで表現活動をしている。
京 サリ (作家・演出家・舞台俳優)
年齢非公開(30歳以下)。劇場やオンラインを中心に一人芝居を発表している。シンプルな舞台美術とパントマイムを使い、情景を浮かび上がらせる作風が特徴。近年は小説の執筆など活動の幅を広げている。
ディレクターメッセージ 早坂 彩
選考の結果、京サリさん、平井寛人さんの2名の演出家に、八王子ユースシアター公演で演出を担っていただくことになりました。
「演劇を見たことのない人にも響く舞台」というテーマに対して、様々な回答がありました。
企画者が違えば、全く違ったアンサーがあり、その一つ一つの多様性・可能性を面白く感じました。
議論の結果、それぞれなりの表現の多様性も観客に体感してもらえればという思いで、定員1名に対して、2名の演出家を選出することとさせていただきました。これから、出演者・スタッフの募集を予定しております。
この八王子ユースシアター公演で、作品を媒介としてよい出逢いがありますよう、願っております。公募のご案内をお待ちいただければと思います。
早坂彩(トレモロ主宰/フォスフォレッスセンス 主宰 /青年団演出部・演出家/脚本家)
1988年生まれ。東京都出身。演出家/脚本家。早稲田大学文学部演劇映像コース演劇系卒業。同大学院文学学術院演劇映像学専修(西洋演劇)修了。2010年、トレモロ結成。以降、全ての公演(14作品)の演出を担当。翻訳劇の上演を多く手がける。2015年、利賀演劇人コンクール『イワーノフ』にて、「優秀演出家賞」「観客賞」受賞。2017年、劇団青年団入団。演劇ユニット・フォスフォレッスセンスでの活動を通じて、同世代の劇作家の作品を演出し、世に送り出している。2020年、コロナ禍より、Zoomで戯曲研究会を企画。オンラインでシェイクスピア戯曲を読む会を開催し、2年で30回以上継続開催する。演劇を媒介とした場作り、コミュニケーションデザインを実践すべく試みている。2021年度 こまばアゴラ劇場 演劇を活用したワークショップ研修会メンバー。