(齊藤)言葉が違えど意外に伝わるよね。人間だもの。

こんばんは。

連日、鮭スペアレの皆さんがSNSにミラノ公演の写真を載せているのを見て、自分もミラノに行った気になっている制作のまゆたそです。満員御礼の大盛況だったようなので、お土産話を聞くのが今から楽しみです。

海外のお客さんは、日本語で紡がれるマクベスをどんな風に聞いて・感じたのでしょうか。アンケートがあるなら是非とも読みたいですね!

私も何度か来日公演を観劇したことがあるので、字幕を読みながら他国の言語を聞いて表現を見るという感覚は分かります。

あれ、結構忙しいですよね。

字幕を見て役者を観て、舞台美術も観て、そして余裕があったら周囲の役者のリアクションも観る(笑)大抵の場合字幕は下手と上手の2ヶ所だったり、中央上部に映ることが多いのですが、前の人の頭に隠れて見えなかったりしたらさあ大変!それ以外にも、表示にタイムラグがあったり、逆に役者のセリフより先に字幕が出てしまうこともあったり……お客さんも大変です。

でも、たとえ字幕を見られずとも、意外に色々分かるんですよね。

声の大きさ、表情、空気感、身体の状態…

言語が分からなくてもさすがは同じ人間。ホモサピエンス。目の前にいる人が何を言いたいのか、楽しいのか悲しいのか。それを感じとる力は備わっているみたいです。

だからきっと、現地のお客さんにも言語を越えて国を越えて、沢山のことが伝わったんだろうな。写真を見てそんなことを思ったのでした。

『鮭スペアレ版マクベス』、東京公演は5月22日です。沢山の人に見てもらえますように!

そしてぱちぱちも夏に向けて動き出してますよ〜!お楽しみに!