(中込)初めての学芸会

中込遊里です。

昨日は、娘の小学校で3年ぶりの学芸会でした。いずれにしても、小学校1年生なので、初めての学芸会です。

私自身の学芸会では、祖母に衣装の着物を縫ってもらった記憶があります。時代が変わったからなのか、1年生なのでややこしくない演目だからか、実に簡素な衣装と道具で、親が用意するものがなくて助かりました。娘は、朝出かけたままのランドセルを背負った姿で舞台に登場しました。他の役も、パジャマやリュックサックなど日頃あるものを持ち寄る形です。

楽しみにして体育館に行きました。私の感想の第一は、「いやあ、先生は大変だ!!」でした(娘の演技よりもインパクトがでかい)。50人ほどの1年生が一挙に舞台に登場して、その演出や演技指導やマネージメントをするのだけでもむちゃくちゃに大変だろうに、ピアノの演奏、音響操作や影アナウンスや照明も務めて、しかも保護者観賞日は授業まであって(時間割のうち3.4時間目が学芸会)、すごすぎる…!!

展覧会や音楽会と違って、演劇は要素や工程が多い。音楽や照明や衣装や美術や…。しかも、ふだん授業で扱わない「演技」というものまで。そんな大変なことを学校の行事でやるなんて、つくづく尊敬しました。展覧会はやるけど学芸会をやらない学校があるのも頷ける。

一緒に行った夫にそう話すと、「大変だけど、やはり楽しいんだ、それが人間なんだ、芸術とは発露なんだ」と言われました。大げさな言い方ではあるが、まさに…と納得する私です。

どんな時だって、演劇は楽しい。

私が今ここにいるのは、学芸会でほめられたことがきっかけだったりするのです。