荻山です。
2021年11月23日に、南大沢文化会館で実施したオープンイベント、「ぱちぱちのわーわー」についてレポートいたします!
このレポートを書いているのが翌年の1月11日なのですが、好評だったこともあり、なんとすでに第2回の開催が決定しています!すごい・・!
第2回の情報はこちら。
このレポートでは、当日の様子をコンテンツごとに振り返っていきます。
シアターゲーム
シアターゲームとは、今や色々あって俳優訓練として定着してるゲームです。
身体を動かす、心を動かすという点に着目し、会社の研修や学校の授業でも取り入れられています。
写真は「だるまさんの1日」というシアターゲームです。
有名なゲーム、だるまさんが転んだ、の、「転んだ」の部分がいろいろなものに置き換わります。
例えば鬼が「だるまさんがご飯を食べた」というと、みんなご飯を食べるポーズをしながら静止します。
この写真の時は、何をしているのだろうか。忘れましたが、すごい躍動感!
このほかにも、ジェスチャーをしながら自己紹介するゲームなど、ぱちぱちメンバーおすすめのゲームで遊びました。
きょうげんあそび
10月末に立川市内保育園で初演し、年少~年長のお子さまに大好評だった『きょうげんあそび』を上演しました。
この日は、『蝸牛』という演目をやりました。
とてもコミカルな演技で、子どもたちも「でんでんむしむし~♪」といっしょに歌ったり、踊ったりしました。
3人の俳優の内、1人はなんと『蝸牛』 を演じるはこの日が初めて。
『きょうげんあそび』 は、いろいろなところでの上演を目指しています。
そのためには俳優が入れ替わってみることが必要だったのですが、こういう実験的なことができるのも、「ぱちぱちのわーわー」の特徴かなと思います。
絵本の読み聞かせ
みんなが持ち寄った絵本を使って、ぱちぱちメンバーによる読み聞かせをしてみました!
読み聞かせって、難しいですね。メンバーも一生懸命読み聞かせをやっていたのですが、苦戦していました。
この日は、メンバーの中でも八王子ユースシアターで上演した「むかしむかし、あるお家に」の出演者が読み聞かせに挑戦していたのですが、「この時の経験が上演にとても役に立った」と演出の中込さんは語っておりました。
印象的だったのは、参加者のお母さんが読み聞かせをしてくれたこと。
子供に語り掛ける姿勢というか、絵本を読みながら、でもしっかりと子どもたちを見て、それに合わせたコミュニケーションをとっているのがすごいな、とても印象深かったです。
57577ゲーム
ここまでは「ファミリー向け」だったのですが、ここからはメンバーも入れ替わり高校生~大人たちで遊びました。
カードを組み合わせながら、57577の短歌をつくっていくというゲームなのですが、とても盛り上がりました。
みんなが繰り出す個性的な短歌に、ここはもっとこうしたほうが、とか、かなりちゃんと短歌をつくりました。
なんだかんだ1時間くらいは遊んでいたように思います。
画像はこの日とても評判がよかった短歌。
「犯人は じっと手を見る はにかんで 言えばよかった 花束のよう」
某メンバー曰く、「エモすぎる」とのこと。
読みあわセッション(対面Ver)
いつもはオンラインで実施している「読みあわセッション」ですが、本来は対面でやるのが正式な形です。
この日は、私とサブマネージャー伊藤さんが厳選した3本の戯曲から、さらにシーンを厳選して読み合わせをしました。
最初は探り探りみんな読み始めるのですが、だんだんと熱が入ってきて、結果的には短い間ではありますが、この作品を一緒につくったみたいな気持ちになるのがいいな、と思いました。
読みあわセッションから参加してくれた高校生、そして大人たちも熱演。笑いの絶えない時間でした!
終わりに
「みんなでわーわー遊ぶ」ということをしながら、「ぱちぱちとしても実験的なこと」ができたな、と思いました。
それはメンバーや、当日参加してくれたみなさんのやさしさに支えられてという感じでした。
第2回目のわーわーは、どんな感じになるのだろうか。あまり気を張らずに、楽しくやれたらいいなと思います。