『若尾稽古会』ディレクター:若尾颯太

目指すこと

ぱちぱち立ち上げメンバーのひとり、若尾颯太(1999年生まれ)によるコンテンツ。主に俳優を目指している人を対象に、公演を目的とせずに、やりたいこと、試したいこと、気になることをやってみようという企画です。この「若尾稽古会」を通して、自分の強みや特性を知り、いろいろな現場で声をかけられる、求められる人になることを目指します。ディレクターの若尾だけがやることを決めるのではなく、集まる人のやりたいことにみんなで取り組みます。お互いの演技に対して、しっかりとフィードバックを行うこと、また、汎用的な技術を磨くというより、自分がすでに持っているものをみつけるという感覚を大切にしています。

体制

ディレクター 若尾颯太(ぱちぱちメンバー/俳優)
参加者 ぱちぱちメンバー(ぱちぱちメンバー限定で参加者募集中!まずはぱちぱちに参加登録をお願いします)

実施履歴、活動報告

2021年(ぱちぱち始動前のプレ企画として実施)

6/9、10、12、8/24

【テーマ】
ピラティス、そして、自分を知る
ピラティスを用いて自分の体の研究をする。呼吸から始めて、実際に体験してみる。

【目的】
人と会う機会が減ること、マスクによって顔を隠すことが増える中、「手を抜く」「怠惰になる」ことが少なからず起こっています。
いつ誰に会っても恥ずかしくないように、姿勢や身だしなみを意識するきっかけを作りたいです。

演劇の観点からは、「自分をよく知っている人」は個人的に魅力的だと思っています。それは、性格や見せ方は当然ですが、自分の体の動かせる範囲や、得意な動き、苦手な動きなどを知っているだけで、運動能力やパフォーマンスは上がるのではないでしょうか。みなさんと一緒に向上させたいです。

【会場】
オンライン

2022年

1/25、3/21、9/2、9/26、10/21、11/23

【内容】
◎演出家体験。ある戯曲のあるシーンを、演出、演じ手を時間で変えながら稽古する。演出だけやりたい、演じ手だけやりたいも歓迎。
◎自分の好きなもの、苦手なものを紹介し合う。
◎大喜利大会のようにやりたいことを出し合う。

【場所】
八王子市内・立川市内公共施設

2023年

2/16

レポートはこちら→
https://note.com/engeki_8888/n/ndbfcfa135493

参加者の声

《齋藤 龍之介》(2000年生まれ)

面白かったです。演出の立場をやってみてやはり「客観的な解決策」が僕にはあんまりないなとか、演出スケジュールと役者とのコミュニケーションと考えること多くてすげームズいなとか、役を変えてみんなで演技していくなかでその二人によって変わっていく雰囲気、キーワード、タイミング等々を稽古会で共にするなかで演技ってやっぱり芯のとこはその人の人生や価値観にリンクするのかなぁ…って思ったりもしました。一番印象に残ったのは「知ってる日本語の意味、説明に囚われすぎて、可能性やニュアンスを忘れてしまっている」という言葉です。

《森口夏希》(2003年生まれ)

同じ役を人を変えてやったり、ひとつのセリフに意味を込めるだけでこんなにも役の性格や役通しの距離、状況が変わってくるものかと驚きました。初見で台本を見た時の印象をどれくらい壊していけるかも幅を広げるのに重要だと感じました。
また、個人的に若尾稽古会は新しい自分を知れる場面が多いと感じていて、毎回参加するのが楽しいです。

《合田篤慶》(2001年生まれ)

ぱちぱちで参加したコンテンツの中で史上一番大笑いしました!役者というのは演じるだけではなく、演出という外からの視点も必要なのだと感じました。内外でみる事によって、自分に何が必要なのか、相手との掛け合いでどのように線を繋げていけば良いのか、そのような点が理解出来ました!自分もいずれかは演出して主演をしてみたいので、役者としても演出家としても勉強になりました!楽しかったです!

これからの挑戦

参加者ひとりひとりの引き出しを増やすこと!

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