(中込)日本大学演劇学科の同期と15年ぶりに会った話

中込遊里です。土曜日に、出身の日本大学芸術学部演劇学科の、少人数の同窓会がありました。

そのなかのひとりが経営しているお店に集まって飲み会です。

いやー、盛り上がった。人によって違うけど、最大で15年ぶりの再会です。思い出話が永遠と続きます。今はどんな生活を送っているかも話します。家庭のこと、仕事のこと。

演劇学科を卒業しても、舞台を生業にしている人はあまり多くはないのが現状です。私のように、学生時代に立ち上げた劇団を今でも続けているなんてめちゃくちゃレアなケースです。同期のひとりは、すごいねー表彰状ものだね!と言ってくれました。

集まったメンバーもそうなのですが、卒業生たちは、演劇業界からは距離があったとしても、経営者、社長、個人事業主が多いみたいです。教職もままいます(日芸はカリキュラムがすごく詰まっていて、教職課程を取るのはものすごい努力家じゃないと難しい!ので私は諦めた口。)業界に残るタイプとしては、俳優や演出やダンサーなどの他は、照明や舞台のテクニカルスタッフとしてや、放送業界でプロデューサーやディレクターとして働く人も。

みんなと久しぶりに会って、それぞれが素敵になっているなあと感じました。変わってないねー、とか言い合いながら、やっぱり変わっている。年を重ね経験を重ねることで、自分ができることが見えてきて、そこに向かう道のりでいろいろなことを捨てる必要がある。捨てた結果、もともと持っている素敵な部分だけが醸成されていくんだな…なんてことを考えました。酔っ払いながら。

卒業して、演劇から少し遠くなったとしても、舞台芸術にどっぷりはまっていた4年間はやっぱり無駄ではないんだな。そして、年を重ねるというのは、やっぱり素敵なことだな。そしてそして、また会おうね、と言い合える、若い日の自分を知っている仲間がいるのは、なんと心強いことなんだろう。と、しみじみしたのでした。

ぱちぱちのわーわーフェスは11月23日!オンライン参加は要申込。現地は予約不要で直接来てね!