
プロデューサー メッセージ
今回の上演では、「十二支の始まり」を題材とします。
十二支とは、紀元前の中国で生まれた考えで、もともとは暦や時間を表すために使われ始めたものですが、現代日本では生まれ年を表現することに使われてます。
子(ね)、丑(うし)、寅(とら)、卯(う)、辰(たつ)、巳(み)、午(うま)、未(ひつじ)、申(さる)、酉(とり)、戌(いぬ)、亥(い)、の12匹(それ以外の生き物も登場しますが)、日本に生まれた子供は、それらのどれかには必ず当てはまります。
「なに年ですか?」という問いかけをもって他人と関係を築くことができる国はそう多くないのではないでしょうか。私は日本に根付いているそういった文化を愛おしく思います。
マジゲキでは読解力をテーマに、ただ十二支の動物の順番を覚えるのではなく、それらの背景や成り立ちを学び理解したうえで、物語を演劇として構築します。
高校生たちが一生懸命に読解・解釈したキャラクターをぜひ楽しんでください。
動物たちは物語の中で一生懸命にレースをします。
各々の性格や特性を生かして、走るのです。
それらを見た観客が、動物たちを自分事のように愛おしく思ってほしい。
自分の住む国の文化を面白がることができたほうが、人生は楽しいのではないでしょうか。
今回の上演が、観客にとって心の支えになるようなものではなくても、ふとした時に思い出しては誰かと一緒に笑いあうための知識になればよいと考えます。
プロデューサー 松尾曉那
作品解説
『十二支の始まり』は、まだ十二支が決まっていなかった頃、神様の宣言で十二支決定レースが開催され、競い合う動物たちのお話です。
登場する動物たちは、それぞれの性格にしたがって素直です。ひねくれた性格の動物も、そのひねくれを隠そうとしません。
誰もが経験してきた、幼少期の純粋さや、まっすぐに他者と向き合い困難に立ち向かう姿勢。それが全編を通して描かれています。
本作の出演者は高校生です。心身の活力に溢れている高校生が、全力な動物たちの関係性を全身で演じます。
演劇は、台本で予定されている関係・状況を、会場にいるみんなで一緒に立ち上げる時間です。
観劇されるお客様にとって本作は、そうしたシンプルな演劇の楽しさ── 全力な高校生たちによって立ち上げられる「関係」──に共鳴して、わくわく心動かす楽しい時間になるはずです。
公演情報
演目:『十二支の始まり』
日程:2026年2月1日(日)
開演:14:00(開場:13:30) 終演:14:40 ※終演後にトークイベントあり
開場:八王子市第一小学校(体育館)
〒192-0063 東京都八王子市元横山町2丁目14−3
※JR八王子駅から徒歩10分
出演:多摩地域の高校生たち
企画・制作:演劇ネットワークぱちぱち
総合演出:早坂彩(演出家) 出演・指導:武井希未(俳優)演出・脚本:大橋侑未・寺原航平・浜穂友乃
制作:水谷琴音 広報:野口沙希
プロデュースチーム:松尾曉那・荻山恭規
高校生コーディネーター:中込遊里 主催:公益財団法人八王子市学園都市文化ふれあい財団
共催:特定非営利法人dattochi home 運営:一般社団法人AsoVo
この公演について
この『十二支の始まり』は、演劇ネットワークぱちぱち内のマジゲキプロジェクトによって、企画制作されています。
マジゲキとは、本気でプレゼントする!高校生とぱちぱちが作る演劇公演!『十二支の始まり』の略称です。(2023年度マジゲキ:高校生とプロの演劇人が一緒に本気で演劇を作る11日間『夏の夜の夢』。2024年度マジゲキ:まじめに演劇をする場『ラーマーヤナ』。)
今年度においては、マジを本気としています。ゲキは演劇です。
マジな経験は、一生涯の価値になります。自分自身がそうであったように、これからの将来を担う高校生にもそんな体験をしてほしい、そんな思いから出来上がったプロジェクトです。本プロジェクトでは、高校生と一緒に作った公演を、本気で観客に届けます。
お問合せ
#マジゲキ~まじめに演劇を上演する場~演劇公演『ラーマーヤナ』は、「演劇ネットワークぱちぱち」の企画です。
〇演劇ネットワークぱちぱちとは
八王子から発信する、あなたが演劇とのより良い付き合い方を見つけるプラットフォームです。
主催・八王子市学園都市文化ふれあい財団 運営・一般社団法人AsoVo
お問い合わせは一般社団法人AsoVo 中込遊里までお願いいたします。
090-9309-7030
yuuri.nakagome@asovo.org
