(中込)「演劇を続ける」とは

中込遊里です。演劇ネットワークぱちぱちでは、それぞれにとっての「演劇の続け方」を試す場というvisionで、コンテンツを作っています。

私自身も、演劇を続けるには…?を日々考えています。

食べて寝るという最低限の生活をするだけでは人はなかなか満たされなくて、心を作る「文化」が必要。私の場合、それが演劇だったわけです。

ただ、演劇を創るのは手間がとてもかかります。その割には報酬が本当に少ないので、どうやって演劇と生活を両立させるかが課題になります。

自分の劇団鮭スペアレで5月に初めての海外公演を行ったのですが、それ以来、より一層演劇の続け方を考えるようになりました。色々なことを考えすぎて、もしかして私は演劇がやりたいわけではなく、出家したいのかもしれない、と思っています。お坊さんと演劇は両立できるかしら。