【2023/11/1更新】【2023/8/6終演レポート公開】一人語りシリーズ始動!堀慎太郎&奥山樹生

2023年11月1日、情報更新しました!こちらをクリック(ページの最後に飛びます)

一人語りシリーズ始動!

ひとりで短い時間の作品を上演するシリーズ「一人語りシリーズ」が始動します!

座布団1枚のスペースと客席があれば上演可能。落語や講談のイメージです。

「令和5年度・日野市中央公民館平和事業」にて初演!

演目

ぱちぱちメンバー・奥山樹生による『長池伝説』

同、堀慎太郎による『国策落語~出征祝い~』

上演詳細

2023年8月6日(日)13時~

多摩平の森ふれあい館3階 集会室5・6

令和5年度・日野市中央公民館平和事業にて上演

入場無料、申し込み不要、直接会場へ(定員70名)

問い合わせ:日野市中央公民館(042-581-7580)

https://www.city.hino.lg.jp/bunka/bunka/jigyo/1007748/1024071.html

初めての上演大成功!レポート

「長池伝説」構成・演出・出演:奥山樹生 (上演時間15分ほど)

物語の舞台は鎌倉時代。薬師如来を取り巻く浄瑠璃姫という一人の女性の儚い人生を、講談という形式で語りました。「浄瑠璃姫伝説」といって、八王子市に実際にある伝説です。

奥山樹生による振り返り

初めて「長池伝説」を自らの手で稽古して、上演して、「ものをつくること」で考え、感じて。
「ものを見せること」で分かち合える。ということを肌で感じました。

これからも「長池伝説」を語り継ぐ意味を強く感じました。

戦争体験者の方の経験を聞いて涙ぐむ高校生、遠い国で戦火に翻弄された人々を演じる大学生、いつのまにか舞台上の大学生と一緒に歌っちゃうベテラン合唱団、そんな姿がこの会で見られたからかもしれません。

これからも、引き続き「長池伝説」を語り続けるとともに、今回は講談調、次は一人芝居に…というように形を変えたり、視点を変えたりして、この物語と向き合っていきたいと思います。

『国策落語~出征祝い~』構成・演出・出演:堀慎太郎 (上演時間20分ほど)

国策落語とは、戦争遂行という国策を国民に協力してもらうためにつくられた落語です。140ほどある演目のうちのひとつ「出征祝い」(作:七代目林家正蔵師匠)を、古典落語の形式ではなく、「一人芝居」として新しく演出しました。

あらすじ:とある商店の若旦那のもとに、招集令状が届く。今夜は、出征が決まったお祝いだ!しかし、番頭さんがあまりにも倹約家で…。

堀慎太郎による振り返り

今回の上演で得た物を思い返すと、数々の事を思い出しますが、大きく挙げるとすれば、この二つを挙げられます。

①観客の反応を見て芝居をする
②芝居の自由度

①は、以前から観客の反応を己の芝居に組み込む事が私の課題でした。今回は落語をベースとした一人芝居という事もあり、より、反応を意識する環境にあり、芝居をする度に観客から帰って来る空気感をテンポやニュアンスに組み込む事を意識する事が出来ました。

②は、今回の上演は『人権と平和について』というテーマの中で、芝居のジャンルと演目を自ら選びました。演目を己で決定するという事を初めて経験し、出来る芝居の幅が広がったのを感じました。

しかし、自由度について幅が広がるという事は、より己の決定への責任が重くなるという事であります。この責任の重さを味わい、楽しめるようになる事が、今後の課題になるかと思います。

今後は、より演技中の観客や空間との対話の仕方を学び、責任の重さを楽しめるように精進したいと思います。

70名ほどの方に見守られて、奥山&堀の新しい挑戦が花開きました!
日野市のご担当の方からも、「フレッシュで力強いパフォーマンスで会場を沸かせ、実行委員会の皆様もとても喜んでいらっしゃいました」とのメッセージをいただきました。本当にありがとうございました!

この先もさまざまな場所で上演したいと思います!

★2023年11月1日更新★

奥山樹生「長池伝説」が八王子市で上演!アーカイブ映像を公開しました。
奥山さんの活躍を応援する地域の方が、「応援する会」を開いてくれたそうです!

以下のURL(YouTube)からどうぞ(17分ほど)

https://youtu.be/81HQdhyaSGg