2023年度「月刊アフタートーク」の歩み

ぱちぱち広報チーフ伊藤優花(ゆうか)です。

こちらの記事は、私も参加している演劇トーク配信「月刊アフタートーク」の2023年の活動を振り返るレポートです。

「月刊アフタートーク」とは

演劇に出会ってしまったことで青春をぶん回された、ユース世代のゆうか・まおすけ・こうへいが、演劇を通した人生観や、観劇の赤裸々な感想を、アツくひたすらに語り合う企画です。

2021年11月から少しずつ形を変えながら、2023年現在は、月ごとに演劇やその周辺の話題をテーマにしてXのスペース配信を行っています。

☆スピーカー紹介☆(写真左から。年齢・学年は2023年度スタート時点のもの)

関口真生(まおすけ)
早稲田大学3年。早稲田小劇場どらま館の学生スタッフ。演劇サークルでは演出や出演をする。

寺原航苹(こうへい)
25歳。小屋+kop主宰。日芸演劇学科演出コース卒業。ワイ・プランニング所属。

伊藤優花(ゆうか)
25歳。演劇ネットワークぱちぱち広報チーフ。時々役者、当日運営。演劇ソムリエになりたい。

《過去の月刊アフタートークのYouTube再生リスト

※2022年11月号の動画からスタートします。再生リストを開くと、指定の回の動画を観ることができます。
再生リストは、画面右上のマーク(1/17と書いている部分)をクリックすると出てきます。

2023年度のテーマ一覧

2023年度はこんなテーマでお話ししました!

4月号「演劇で世界を再発見」4/5(水)配信
まだあなたの知らない、世界中の面白い演劇を見つけてシェア。
アジア圏、ヨーロッパ圏、アメリカ、カナダ、オーストラリアなどのパフォーマンスをスピーカー3人が調べてきました。

5月号「青春回顧~高校時代に好きだったものとその周辺~」5/16(火)配信
それぞれの青春時代を震わせたカルチャーについて語りました!

6月号「ドイツ旅行の成果報告〜ドラマトゥルクとはなんだったのか〜」6/19(月)配信
まおすけが卒業論文のためにドイツでリサーチした内容を発表しました。
大学3年生の悩みの種である就活についても触れました。

7月号「『観客・観劇』って何だろう? 〜vol.1『どうぶつの森 ポケットキャンプ』をやってみる〜」7/16(日)配信
観劇とゲームをする際の違いなど、わいわいと言葉にしました。

8月号 「演劇とお金~セツコの豪遊主宰・宮村さんに聞く~」8/27(日)配信
ゲスト:宮村さん(セツコの豪遊)
「演劇と共生すること」について、特に「演劇とお金」にフォーカスして語りました。
投げ銭制で公演を行っているセツコの豪遊の宮村さんとお話しさせていただきました。

9月号「『観客・観劇』って何だろう?〜vol.2『MIU404』を入り口に〜9/25(月)配信
ゲスト:岡本錬さん(映像製作会社勤務)
テレビドラマ『MIU404』を入り口にお送りしました。
コロナ禍を映画系大学の学生~映像製作会社の社員として過ごした岡本錬さんの悲喜こもごもを伺いました。

10月号「演劇のアーカイブについて」10/25(水)配信
ゲスト:臼田菜南さん(アートマネージャー)
舞台のチラシの話題を中心に、未来の演劇のために「残す」作業であるアーカイブについてお話しました。

12月号「連続企画『観客・観劇』って何だろう?〜vol.3 歌舞伎『極付印度伝 マハーバーラタ戦記』を観る+『演劇』は必要?〜」12/8(金)配信
「観客・観劇」について考える連続企画第三弾にして最終回!
観客は演劇に何を期待するのかなど、 歌舞伎『極付印度伝 マハーバーラタ戦記』の感想を足掛かりにしながら語りました。

年末年忘れスペシャル「今年の観劇&スペース配信振り返り」12/30(土)配信
今年の観劇の思い出と、スペース配信の振り返りをしました!

1月号「もう一つの人生を空想しよう」1/20(土)配信
もし自分がもう一つの人生を送れるとしたら、どんな国に生まれて、どんな家庭で育ち、どんな暮らしをしたいか? を妄想してみました。
スピーカーの3人はもう一つの人生でも演劇に出会いたいのでしょうか??

2月号「劇場じゃない場所での上演を考える」2/26(月)配信
「演劇は劇場機構じゃなくてもできる?」「非劇場であることの効果って?」具体例を交えて討論しました!

3月号「2024年度も推したい演劇のこと!」3/21(木)配信
「来年度も推したい演劇人(団体)」「来年度自分がやりたいと考えていること」のお喋りから、「何を大事にして活動したい?」を改めて考えました。

総リスナー数(2024年3月29日集計時点)

2023年度の配信の総リスナー数は、1099名でした! 

ご清聴ありがとうございました!

1年やってみて、どうだったか?

まおすけ より

この一年は、メンバーの3人が持ち回りでお題を出し合いました。
なのでお題の規模感や関心もそれぞれ異なり、自分の回は「この機会にもともと興味あったことを深掘りしよう!」とわくわくして、お二人の回は「なるほど!自分では思いつかないけどよく聞いたら面白そう!」とわくわくする、一味も二味も美味しい時間でした。
自分たちが楽しめることをやるのが一番先にあり、その上で興味持ってくれる人がいたら嬉しいな!の気持ちです。
だから私は総リスナー数はそこまで気にしていないです。とはいえもっとたくさんの人に知ってほしいですっ!

こうへい より

2023年度の月刊アフタートークは、前年度の反省を活かし、毎月担当者を決めた上でその月は担当者の「推し活」番組にする形をとった1年でした。
結果、担当者の推しとしてご出演いただいた方と、他の月刊アフタートークメンバーやぱちぱちが出会うことができました。本当にありがとうございます!
2024年度は、月刊アフタートークが関わる企画で度々口にしている、「演劇観の言語化」ということを具体的にやっていきたいと思っています!

ゆうか より

演劇の感想に限らず、演劇を囲んで色々な視点からトークをしてみた1年間でした。
てらくんも書いてくれましたが、ゲストとして一緒にお話ししてくださった方々とのご縁がつながって、月刊アフタートーク以外で活動を共にする機会をいただけたのが私は今年の一番の実りだったと思っています。人がつながる場所になりつつあることを価値として大事にしていたいと感じます。

今後の月刊アフタートーク

暫定ではありますが、2024年度いっぱい(2025年3月まで)で現在の形式での月刊アフタートークは終了予定です。
理由は、メンバーのまおすけが大学を卒業する年なので、一旦月刊アフタートークも区切りをつけようという話になったからです。

この記事を執筆している1年後、月刊アフタートークは別の何かに生まれ変わるのか、そうじゃないのか、やっぱり同じ形式の月刊アフタートークを継続するのか、それはまだ私たちも分かりません。

ぱちぱちの発足の超初期からゆるく継続しているこの活動を通じて、知見を共有したり新たな気づきがあったりしました。
今後も、配信で話したことが、それぞれにぱちぱち内外の活動で活きていくんだろうなと自分たちのことながら期待しています。

2024年度、月刊アフタートークがどんな形になって進化していくのか、たくさんの人に見届けてほしいなと思います。そして、月刊アフタートークを聞いて、演劇を観たり創ったりするだけではない演劇の価値を少しでも感じていただけたらとても嬉しいです。

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