【WSレポート】「いろいろな自分に出会おう。若者のための短期演技ワークショップ」を開催しました。

こんにちは。演劇ネットワークぱちぱち運営の伊藤優花です。

2025年5月10日(土)、11日(日)、18日(日)に「いろいろな自分に出会おう。若者のための短期演技ワークショップ」を行いました。

開催概要

演劇が好きで、本気で演技に向き合いたい18歳~25歳を対象としたワークショップです。

演劇との新たな向き合い方を発見して、仲間と出会い、一緒に演技を磨くことを目指しました。

5/10(土)

講師:平川和宏さん/テーマ:「声」

【ワークショップ内容】
・声の悩みを共有して、適した発声訓練をしよう
・「声の演劇」を作ってみよう 他

5/11(日)

講師:福原冠さん/テーマ:「身体」

【ワークショップ内容】
・俳優の仕事って?言葉にして考えてみよう
・身体を緩める、身体と関係を取る 他

5/18(日)

講師:一宮周平さん/テーマ:「コミュニケーション」

【ワークショップ内容】
・楽しくコミュニケーションを取ろう
・即興で短いシーンを創作しよう 他

★イベント詳細はこちら

実施レポート

3日間で、31人の方に参加していただきました!

5/10(土)の講師は平川和宏さん。テーマは「声」です。理論を学び、実践することで、レベルアップを図りました!

5/11(日)の講師は福原冠さん。テーマは「身体」です。非言語でのコミュニケーションの可能性を探りました!

5/18(日)の講師は一宮周平さん。テーマは「コミュニケーション」です。常識にとらわれず、のびのびと表現する楽しさを味わいました!

参加いただいたみなさんから、こんな声をいただきました!

5/10(土)講師:平川和宏さん/テーマ「声」

  • 自分でも忘れていることがたくさんあって、学びがあり過ぎたWSでした。(25歳・声優)
  • 勉強になりました。楽しかった。周りに演劇のコミュニティがないので良かった。(19歳・大学2年)
  • 言葉選びがわかりやすくて、自分の中の曖昧な理解が明確になったと思います。(25歳)
  • 実際に平川さんが目の前で喋ってみせてくれることですごく学びになった。(19歳・大学2年)
  • 面白かった。同年代の人と演劇をやる機会がないので、来られてよかった。他の人の演技を見ると、自分の演技を見るより改善点がよく分かる。(25歳)

5/11(日)講師:福原冠さん/テーマ「身体」

  • めちゃくちゃ楽しかった。1人でも大勢でもできる自主稽古に興味があった。声を出すまでのウォーミングアップを学べて一番学べたいところが学べた。あてのない稽古は巷ではあまり無いので、同年代と一緒にやれてよかったです。(24歳)
  • 楽しかった。自分の心の窓を開く感覚があった。開いてから他の人と繋がっていく、温かさに触れることができた。役者をやってなくてもとてもいいワークだと思いました。他の人にもやってほしい。(24歳)
  • 普段頭ばっかり使う仕事をしているので、非言語で人とやり取りするのが久しぶりで、普段ない感覚でした。普通は満員電車とか、人と接するのが嫌な経験なのに、このワークショップはそういうのが嫌じゃなくて、良かった。(22歳)
  • 面白かったです。過去にやったことあるワークではあったけど、改めてやってみると過去とは違う感覚になった。身体の変化を感じた。身体を使うワークは緊張するので、自分をほぐす感覚があった。最初と最後が変わった。稽古場で活かせたらな!(25歳・俳優)
  • 楽しかったです。演劇を目指している同年代の俳優さんの動きを見て、新鮮で楽しかった。ぱちぱちでも台本を読むような活動だけじゃなくて、体を動かす活動をやりたい。(24歳・ダンサー)
  • 演劇を通して人と交流する方法は言語だけでなく、肉体のみでもできるんだなと改めて発見できた時間でした。(24歳・俳優)

5/18(日)講師:一宮周平さん/テーマ「身体」

  • 「常識をずらす」ワーク(※)が面白かった。今の世界では非常識なことでも、それが当たり前の世界に自分がいたら、結構普通に生きていけちゃうんだろうなって思った。(25歳)
  • ずっと「物語ってどうやって作るんだろうな」って思っていたので、ちょっと自分の発想をずらして人に伝えることが行われているんだなということが分かった。(24歳)
  • ワークをやってみて、コミュニケーションを取るときには単なる情報だけじゃないものが伝わると嬉しいなと思った。(25歳・俳優)
  • 常識とは何かを考えた。気づいていないけど当たり前のことはたくさんある。また、演劇の表現として、台詞だけじゃなくて周りの状況も含めて伝えようとするということは、単なる情報を伝えるだけではないんだなと思った。(19歳・大学2年)

※「常識をずらす」ワーク…ワークショップ会場近くのスーパーに行って、スーパーにおける常識を観察して、その常識を非常識なことにすり替えた設定でシーンを作ってみるというワーク。

まとめ

「演技」というキーワードを通して、演劇を楽しみたい・志しているU25世代のみなさんが集まった3日間でした。

参加者のみなさんは、演技の技術向上だけに留まらず、同世代の演劇人と出会うことで新たな学びを得たり、刺激を受けたりしている様子でした!

演劇ネットワークぱちぱちとしても、11人の新しいメンバーとの出会いもあり、とても実りある時間になったと思います。

素敵な講師のお三方、参加してくださったみなさん、ありがとうございました!

(演劇ネットワークぱちぱち運営チーム・伊藤優花)


演劇ネットワークぱちぱちとは

18~25歳の世代が「演劇とのより良い付き合い方」を考えたり試したりするための「仲間」「知識」「場所」と出会えるプラットフォームです。
劇団とも学校とも違う、演劇を通したゆるやかな繋がりの場です。たくさんの取り組みを行い、それがどうなったのかを発信していきます。

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