【1/21成果発表】八王子からスター誕生!俳優を目指す若者を応援しませんか?

<八王子で開催>本気でプロの俳優を目指す若者による「成果発表公演」<入場無料>

・俳優の卵を応援したい

・八王子が好き

・上質な戯曲に触れてみたい

このうちのひとつでも当てはまる方。

18歳~25歳の俳優を目指す若者が、上質な戯曲を題材にして「自らの演技に向き合う」ための成果発表公演+ディスカッションに参加しませんか?

あなたはだれを推す?プロの俳優を目指す若者が全力で演じます!

本企画『少しはみ出て殴られた』成果発表公演は、
公募で集まった18歳~25歳の本気でプロの俳優になりたい若者が
3回のワークショップと7日あまりの集中稽古を経て、
京都拠点の劇団MONO代表の土田英生さん作『少しはみ出て殴られた
成果発表として上演する企画です。

出演者は、5年後、10年後、あの名優と肩を並べて舞台の上で輝いているかもしれません。

どんな大スターでも、駆け出しの時は苦労して経験を積み上げていたはず。
俳優の卵が“名優”になっていくプロセスを、本企画では目撃することができます。

今しか見られない瑞々しい“原石”に出会いに、ぜひ足をお運びください。

出演者紹介

朝果(ともか)

桜美林大学芸術文化学群演劇・ダンス専修3年。本企画の立案者(ディレクター)

プロフィール

中学で演劇部に入部。初舞台は一年生の秋の地区大会。本気で演劇に目覚めたきっかけは、水野美紀が脚本、演出、出演する演劇ユニット「プロペラ犬」の公演(「ザ・スズナリ」にて上演)の観劇。小劇場演劇に感銘を受け、高校でも演劇部を続け、二年時に『中高生と創るシェイクスピア劇』(劇団鮭スペアレ運営)に参加。そこで更に演劇にのめり込み、大学でも演劇に猛進中。

意気込み:

大学の授業内や、観劇で他の役者さんを見る時に、自分よりもうまいと感じることが多いです。その域まで到達するためにどうしたらいいかわからなくて、悩んでいます。よい演技者になるために、自分を磨くため、本企画を立案しました。

前田柚希(まえだゆずき)

桜美林大学芸術文化学群演劇・ダンス専修3年。本企画の立案者(ディレクター)

プロフィール:
小学生の時から「世界中の人を笑顔にする」という夢を持ち、『ミュージカル・セーラームーン』を見て舞台に興味を持つ。高校生の時に見たディズニーのショーをきっかけに演技者を目指し、大学に入学。

意気込み:

大学の授業では大人数なので、一人一人を丁寧に教えてもらえる機会はほとんどありません。また、自分よりもキャリアがある方と外部で共演することはあるけれど、演技を教えてもらうようなコミュニケーションがないため、この企画を立ち上げました。本企画を通して、演技の引き出しを増やして将来俳優として生きていく為の糧にしたいと思っています。

永高涼(えいたかりょう)

桜美林大学芸術文化学群演劇・ダンス専修3年。

プロフィール:

2021 年、都内の「劇団片倉天国」に入団。 以来劇団での公演を中心に年 3~4 回程度舞台に出演。現在は、今年8 月開催予定の演劇祭「SHORT ACTION FESTIVAL」(主催:劇団片倉天国)に向けて活動中。今年1月、劇団「アジアン・モンスターズ」を立ち上げたり、プロのミュージカル公演に出演するなど、精力的に演劇活動を行っている。

意気込み:

プロとして活躍するには、現状よりももっと多くの方と関わる必要があると思います。自分が中心を担う劇団を先日立ち上げたばかりでもあり、今後の活動の第一歩に役立てるためにも、役者として経験を積みもっと大きく存在したいと思っています。

合田篤慶(ごうだあつのり)

大学4年。2009 年 5 月〜2021 年 12 月、劇団ひまわり所属。

プロフィール:

戦隊ヒーローの赤に憧れたのがきっかけで俳優を目指す。中学2年で、映画『金メダル男』(内村光良監督)に出演。特技・好きなことは、英会話、アクション。ジャッキー・チェンのようにどんなアクションでも全力で挑める俳優になりたい。

意気込み:

幼少期からプロの世界に入り演技を続けてきて、現在大人になって、大人のお芝居が必要だと感じ始めました。今後、お芝居で食べていきたく、最終的には国民的な俳優になりたいと思っています。そのために、この企画で自分の演技を改めて構築したく参加致しました。

水谷琴音(みずたにことね)

大学1年。都立総合芸術高校 舞台表現科卒業。

プロフィール:

学芸会や観劇体験を通して演劇に興味を持つ。演劇を仕事にする芸能界に魅力を感じて、プロの俳優を目指して高校に入学。授業を通して様々な演劇に触れ、ミュージカルや商業演劇だけではなく、ストレートプレイにも挑戦したいと思うようになる。

意気込み:

今、演劇にもう一度挑戦したいです。高校時代は俳優になるために、演劇専攻がある高校に通っていました。ただ、進路を考えた時に演劇だけが全てではないと思い、演劇から距離を置くことを決めました。しかし、高校卒業後も演劇を続けたいという気持ちはあったため、この企画に参加することを決めました。この企画で、様々な人との出会いを大切にしながら、演劇との関わり方を考えていきたいです。

小林沙瑛(こばやしさえ)

早稲田大学文化構想学部1年。

プロフィール:

高校時代、吹奏楽部で音楽劇の主宰・演出・出演を経験し、大学では本格的に演劇に携わることを決意。2023年より早稲田大学演劇研究会とSeiren Musical Projectに所属。

意気込み:

私は演劇に関わりはじめてまだ1年足らずで、役者経験もほとんどありません。役との距離の詰め方や、役としての他者・環境の感じ取り方を模索する場として、この企画を活用させていただきます。今回は稽古過程や演出方法が少し特殊なため、当日どのような作品に仕上がるのかとても楽しみです。

森口夏希(もりぐちなつき)

中央大学文学部2年。八王子在住。

プロフィール:

高校で演劇部に入部したのをきっかけに演劇を始める。2年生の時「八王子学生演劇祭」(主催:(公財)八王子市学園都市文化ふれあい財団)に参加。以降、演技や企画制作など、演劇ネットワークぱちぱちの企画を中心に演劇活動を行っている。

意気込み:

演劇ネットワークぱちぱちの中で演技をしたり、いろんな俳優さんの演技を見る中で演技にとても興味を持ちました。演技について勉強がしたい。演劇を「趣味」から「本気」に変化させたいので、本企画での挑戦をその出発点にしたいと思っています。

佐藤友香(さとうゆうか)

明治大学 文学部 文学科 演劇学専攻1年。

プロフィール:

高校の演劇部時代に演劇の楽しさに気付き、演劇を様々な視点で見るため演劇専攻の大学に入学。明治大学演劇研究部に所属して、新人公演で演じる。高校演劇との雰囲気の違いに圧倒されつつ、小劇場進出に向けて外部から様々な演技のノウハウを取り入れようと奮闘中。

意気込み:

来年、自分で脚本と演出を務める劇団を立ち上げる予定です。演出をしながら舞台にも立ちたいと思っているのですが、時間や自分のキャパシティー的に難しいのではないか、と、断念していました。

しかし、本企画に出会い、「演出のポジションを置かずに役者自身が演出をつけて舞台を作る」というシステムに可能性を感じました。本企画で、演出と役者を両立させる方法を見いだしたい。また、将来的には演劇を極めたい、と考えています。

若尾颯太(わかおそうた)

桜美林大学演劇ダンス専修卒業。24歳。出演ではなく立案者(ディレクター)として参加。

ディレクターズメッセージ:

演劇を学んでいる学生が、主体的に企画を回していく場が少ないと思います。俳優志望の彼らが学生のうちから、出演者のうちのひとりとしてではなく、主体的に場を作っていく経験が必要だと思っています。この企画をそのモデルになる企画にしたいです。

『少しはみ出て殴られた』はこんな戯曲

挑む戯曲は、京都拠点の劇団MONO・土田英生氏作の『少しはみ出て殴られた』です。8人で演じる群像劇です。

劇団MONOは1989年結成。代表の土田英生氏は、舞台をはじめテレビドラマや映画の脚本で活躍されていて、受賞歴も多数。土田氏の作品は普遍的なテーマを持ち高い評価を受けていて、プロはもちろん、高校生や大学生もしばしば上演しています。

あらすじ

ある日一つの刑務所の中に国境線に沿って一本の線が引かれた。
最初は楽しく遊んでいたはずだったのに、誰かが「この線から出たらダメってことにしよう」とふざけて言った。それでも楽しく戯れていたはずだった。はずだったのに。
国を分けた線が彼らの心も分け隔てていく。

上演を楽しむポイント

『少しはみ出て殴られた』は、主役が限定されず、出演者一人一人に活躍できる場面があります。そのため、出演者全員にスキルアップの機会が望めます。

また、登場人物8人の中で「誰とどんな関係性をとるか」「なんの目的で発語するのか」など、演技の基礎の技能が試される脚本で、挑み甲斐があるため、企画者で選びました。

生き生きとした個性的なキャラクターが揃い、笑えて、深く考えさせられる名作です。この機会に、ぜひ名作の戯曲を味わっていただけると嬉しいです。

企画誕生の背景・プロセス

若者が演技を磨くための場が少ない!

あなたは「演劇」にどんなイメージを持ちますか?

ほとんどの方は、ボックス型の劇場で、美術や照明で飾られた舞台の上で俳優が物語を演じて見せる「演劇作品」を思い浮かべるのではないでしょうか。

本企画は「演劇作品の上演」ではありません。「演技を磨くための場」といった方が近いかもしれません。

本企画を立ち上げたのは、大学で演技を学ぶ、演劇ネットワークぱちぱちメンバーの朝果と前田です。

彼らの「若者が演技を実践的に磨くための場が少ない」という問題意識から本企画はスタートしました。

演技術を磨くためには、舞台に立って現場を踏むことが必要です。しかし、特に俳優の卵は、舞台に立つ機会があまり多くはありません。演劇作品を上演するのはコストがかかるため、多くのお客さんを呼ぶことのできる経験豊富で有名な俳優がどうしても優先されるのです。

しかし、それでは、俳優の卵が成長するチャンスが失われて、未来のスターが育たなくなってしまいます

演劇のコストを省いて演技そのものにフォーカスしよう

俳優の卵が未来のスターに一歩でも近づくために、コストのかからない演劇の場を作ることを考えました。

演劇を作るのにはたくさんの時間と人材とお金が必要です。その常識をいったん脇に置き、それらのコストをかけず、限られた時間でも演技そのものに集中して若者が成長することはできないだろうか?

そこで、「演出」や「美術」などを省略して、演技そのものにフォーカスした形式の演劇公演を行い、観劇してくださった方には「演劇作品」ではなく「演技のプロセス」を楽しんでいただくことにしました。ですので、演劇公演ではなく「成果発表公演」としています。

創作のポイント

①特定の演出家は置かずに、若き演技者だけで演技を追究する

…18歳~25歳の、9人の出演者と企画者で対話を重ねて形作っていきます。演技とはなにか?役とどう関係を取るか?などなど。

演技の基礎の技能が試される質の高い脚本を題材にする

…選んだのは、群像劇『少しはみ出て殴られた』いくつもの受賞歴のある土田英生氏作の名作です。

③プロの俳優を講師として招き、アドバイスを受ける

…11月~12月に、俳優によるワークショップを3回開催しました。その中でチーム作りを行い、成果発表公演の稽古に挑みました。

第一回ワークショップのレポートはこちら(講師:近藤隼)

第二回ワークショップのレポートはこちら(講師:清水いつ鹿)

第三回ワークショップのレポートはこちら(講師:福原冠)

④上演の後にディスカッションを開催

…上演の後は、出演者と、演出家や俳優などの専門家が中心となりディスカッション(公開座談会)を開催します。

本企画の目的である、出演する若者が「演技者としての自分の現在地を知る」「プロになるための道筋を見つける」ために、上演を通して言葉を交わします。

演技指導・平川和宏

平川和宏(ひらかわかずひろ)

俳優。1958年福岡県生まれ。西南学院大学卒。
木山事務所新劇養成所を経て、文学座藤原新平に師事。
如月小春主催NOISEの中心として長年活躍。如月死後、福田卓郎主催DOTOO!を中心に活動。近年は「NARUTO」「銀牙〜流れ星銀」「魔法使いの約束」など2.5次元舞台にも数多く出演。
大河ドラマや朝ドラなど映像、ナレーションと幅広いメディアで多くの作品に出演するかたわら、プロ、アマ問わず演劇ワークショップの講師としても30年以上の活動実績を持つ。ワークショップに関する自著「自由に、からだ、自由に、こえ~身体を通して考えるコミュニケーション~」を2023年12月に出版。
㈱ヘリンボーン所属。八王子市在住。

成果発表公演 詳細

『少しはみ出て殴られた』成果発表公演は「ぱちぱちagogo」という演劇ネットワークぱちぱちの年度替わりの全体集会内で行います。

日時

1月21日(日)14時~17時(予定)※開場13時45分

場所

八王子市学園都市センター・イベントホール (八王子スクエアビル12階)

プログラム

14時~16時(予定):『少しはみ出て殴られた』上演

16時(前後する可能性あり)~17時:専門家(俳優、演出家など)をはじめ、観劇したみなさんで演技についてフィードバック※自由参加

定員

50名程度

ご予約・お問い合わせ

入場無料ですが、チケットが必要です。下記よりご予約ください。

◆ご予約窓口

 9:00~19:00

南大沢文化会館 042-679-2202
学園都市センター 042-646-5611
J:COMホール八王子 042-655-0809

※南大沢文化会館は月曜休館、月曜が休日の場合は翌日休館。

◆電話予約 

9:00~17:00

(公財)八王子市学園都市文化ふれあい財団 042-621-3005

◆インターネット予約 

◆当日券

定員に達しない限り、ご予約なしでもご来場いただけます。直接会場にお越しください。
定員に達した場合は本ウェブページとSNSでお知らせします。

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演劇ネットワークぱちぱち とは

18歳~25歳という社会に飛び出したばかりの世代が、「自分らしい演劇の続け方」を考えたり試したりするための「仲間」「知識」「場所」と出会えるプラットフォームです。劇団とも学校とも違う、演劇を通したゆるやかな繋がりの場です。たくさんの取り組みを行い、それがどうなったのかを発信していきます。

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