演劇ネットワークぱちぱちの2023年度

目次

活動報告(アニュアルレポート)の読み方

このレポートは、演劇ネットワークぱちぱちが2023年に実施した公演・イベントを、コンテンツごとに掲載したぱちぱちの年間活動報告です。

ぱちぱちの活動は多岐に渡っているため、どこから読んだら良いか迷ってしまうかもしれません。
そこで、「これからも継続していくコンテンツがどのような人と出会いたがっているか」の観点で①から④までラベリングしてみました。
また、基本的にすべて18歳~25歳が主体となるコンテンツです。一部、高校生が対象になるコンテンツがあります。
ほか、若い人たちを支える立場として、26歳以上が参加できるコンテンツもあります。

①ぱちぱちのコンテンツに出演者、俳優】として、ぱちぱちに関わりたいあなたへ

ちぱちのコンテンツに制作・運営スタッフ】として、ぱちぱちに関わりたいあなたへ

ぱちぱちのコンテンツに未来を一緒に考えるパートナー、スポンサーとして、ぱちぱちに関わりたいあなたへ

公共ホール、企業、学校、幼稚園、保育園などのみなさんへ。良い演劇公演パッケージ、ありますよ

ご挨拶:演劇ネットワークぱちぱちの1年

演劇ネットワークぱちぱちの2023年度は、「盛」の一年となりました。

演劇公演として『夏の夜の夢』や『むかしむかし、あるお家に~アイコとユウスケのだいぼうけん in 八王子芸術祭』を上演したほか、ぱちぱちメンバーによって随時制作進行中の各イベントを開催しました!

『夏の夜の夢』では、プロの演劇人やと高校生の出会いのプロデュースに初挑戦。“マジゲキ”と題して第1回公演をおこないました。
ぱちぱちのメンバーも、役者や制作スタッフ等として、自分の役割に真摯に取り組み、各自で課題を見つけて模索しながら、大きく成長しました。

初めてのイマーシブシアター形式に挑戦した『むかしむかし、あるお家に~アイコとユウスケのだいぼうけん in 八王子芸術祭』では、増席のうえ完売となり大盛況。親子3世代が一緒に楽しめる演劇としてたくさんの方にご好評をいただきました。

また、魅力ある外部の団体と一緒に「演劇の続け方」を模索するための新企画、”ぱちぱちフレンズ”を新設。
劇団「屋根裏ハイツ」「かるがも団地」との提携によるイベントを開催しました。

その他にも、ぱちぱちの魅力を広めるべく、ホームページや各SNSでの広報活動にも精力的に取り組みスポンサー制度を開始しました。外部団体との協働関係の強化を進めました。

この一年の活動にご協力頂いたみなさま、参加してくれたみなさま、気にかけてくれたみなさま、本当にありがとうございました。
演劇ネットワークぱちぱちが、そこに集ってくれるみなさまにとって良い場になるよう、引き続き頑張ります。
これからも、無理ない範囲で、お力を貸していただければ幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。

演劇ネットワークぱちぱち プロデューサー 木村愛美/荻山恭規

A.公演開催

2023年度は、3つのバラエティ豊かな演劇公演の企画制作を、ぱちぱち運営チームとメンバーが協力して立ち上げました。
3つの企画は、プロとして活躍している演劇人と若い参加者たちが「様々な人に演劇を楽しんでほしい」という大きな課題に一緒になって全力でぶつかるという点が共通しています。演劇ネットワークぱちぱちのベースは人材育成なのですが、経験と技術のあるプロの演劇人と若い人たちが一緒になって、大きな課題に全力で挑むということに育成のポイントを置いています。

1. 高校生とプロの演劇人が一緒に本気で演劇をつくる11日間(マジゲキ)『夏の夜の夢』

高校生とプロの俳優がともにつくり上げた『夏の夜の夢』。演劇に対する本気の思いがぶつかり合い、熱い舞台となりました。

公演レポート(2023年9月14日公開)

ライター:アキナ(ぱちぱちディレクター)

ワークショップレポート(2023年5月16日公開)

ライター:アキナ(ぱちぱちディレクター)、まゆたそ(ぱちぱち制作)、あおちゃん(メンバー)、ジャッキー(メンバー)、すみす(メンバー)

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2023/4/12 公開 高校生とプロの演劇人が一緒に本気で演劇をつくる11日間 プロジェクト概要
2023/6/16 公開  【終了】高校生とプロの演劇人が一緒に本気で演劇をつくる11日間 『夏の夜の夢』公演特設ページ
2023/6/29 公開  #マジゲキ『夏の夜の夢』稽古場レポート
2023/10/5 公開  あつマロ高校生!〜高校卒業後、演劇とどう付き合う?〜

外部掲載

【メディア】八王子ジャーニー:https://8dabe.com/2023/07/18/koukouseihonki/
【学校】明治大学付属中野中学高等学校:https://www.mnh.ed.jp/blog/blog-club/33280/

プロデューサーメッセージ(このコンテンツのこれまで、これから)

以下の3点の理由から、この事業を始めました。
・ぱちぱちメンバーを増やしていくために高校生と出会いたい。
・高校の部活が主な選択肢となる高校生に、普段とは違う演劇にしっかりと触れる機会を提供したい。
・メンバーの中から、高校生とコラボできるような企画がやりたいと声があった。


参加者、お客様からも好評だったこと、また、継続していくことで意味が出てくるタイプの事業であることから、第2回を実施予定です。
ただ、準備のスケジュールと、公演のボリュームがあっていなかったところがあり、少し形式の見直しをしています。

こういう人が、このプロジェクトに参加してくれたら嬉しい!

「演劇と長く付き合っていきたい」高校生たち
高校生たちが演劇の新たな魅力と出会っていく現場に興味のあり、運営チームと考え方が合う、俳優や、スタッフ、制作の方(18歳以上~上限なし)
地域を盛り上げたい、演劇業界の発展をいっしょに考えていけるようなパートナー、スポンサーになっても良いよという人(18歳以上~上限なし

2.『むかしむかし、あるお家に』

星槎国際高等学校高尾キャンパスの屋内外の施設を広々と使い、ツアー型演劇を初上演。子どもたちの笑い声が飛び交う公演となりました。

2-1. 八王子芸術祭公演 in 星槎国際高等学校高尾キャンパス

公演レポート(公開日2024年3月29日公開)

ライター:中込遊里(ぱちぱち総合ディレクター)

公演情報(2023年7月25日公開)

ライター:中込遊里(ぱちぱち総合ディレクター)

外部掲載

【出版社】清水公房:https://www.simizukobo.com/news/4336
【メディア】八王子ジャーニー:https://8dabe.com/2023/09/04/hachioji-art-festival/
【メディア】演劇ターンVol.4特集「回遊ファンタスティック」:https://enbudenshi.com/items/656fd236683095002d677387 (300円)
【メディア】演劇ターン:https://www.youtube.com/watch?v=j_NqfJrkYLA(youtube)
【八王子芸術祭】八王子芸術祭HP:https://www.hachioji-art-festival.com/event/96/
【メディア】八王子経済新聞:https://hachioji.keizai.biz/headline/3662/ ※八王子芸術祭の一環として紹介
【メディア】マイ広報紙:https://mykoho.jp/article/ ※八王子芸術祭の一環として紹介

2-2. 成城学園初等学校 観劇会

成城学園初等学校さんの観劇会に呼んで頂き、600名を超える全校生徒のみなさんの前で上演をしました。

公演レポート(2024年3月29日公開)

ライター:中込遊里(ぱちぱち総合ディレクター)

プロデューサーメッセージ(このコンテンツのこれまで、これから)

『むかしむかし、あるお家に』シリーズは、「目に見えないものを大切にしよう」をテーマとして、ファミリー向けに製作された公演です。

子どもたちが座席にしばられず、能動的に夢中になって楽しめることを大切に考え、遊びながら楽しめる回遊型の演劇作品。子どもが楽しむことで家族が喜ぶ。家族が喜ぶと子どもも嬉しい。お客さんが嬉しいと主催者も嬉しい。演じているみんなも嬉しい。関わっているみんなが嬉しい。そんな作品です。作品を通して、関わる人が仲良くなることを目指しています。

家庭を持ち育児が始まると劇場から足が遠のきがちですが、ファミリー層にリーチし、また劇場に足を運びたくなるような、演劇にアクセスしたくなるような作品を意識しています。

内外にとても好評で、文化庁の視察でもとても評価が高かったこと、もともとが色々な場所で上演できる「パッケージ作品」をつくる目的で始まった企画でもあり、八王子市内だけではなく都心や東京以外での上演をすべく、2024年度は営業活動を行っていきます。並行してスポンサーの獲得も進めます。

こういう人が、このプロジェクトに参加してくれたら嬉しい!

従来の演劇の枠組みにとらわれず、子どもたちが主役になることを楽しめるような俳優や制作、スタッフ(全年齢)

補足)
今は15人ほどですが、30人くらいのチームになりたいです。
【短い稽古期間で様々な場所で上演できるパッケージ作り】を目指すにあたり、サッカーチームをイメージしました。サッカーの出場者は11人ですが、チームには20~30人くらいが存在します。誰かがケガで出られなかったり、戦術的な都合で交代したりしながら、年間にたくさんの試合を、質の高い状態で行うことができます。
むかしむかしが上演場所に合わせて出演者やスタッフの人数が変動することもあわせて、30人くらいのチームになって企画目的や上演のポイントを共有できれば、パッケージ公演の可能性が広がります。

・企画の趣旨を共有できるパートナー(全年齢)
・地方公共劇場や、教育現場、企業施設など、演劇公演を呼んでくれる場所 ※若い人たちの支援にもなるし、公演も盛り上がります!

3. 本気でプロの俳優を目指す若者による 成果発表公演 『少しはみ出て殴られた』

プロの俳優を目指す若者たちが、一線で活躍する俳優のアドバイスをもらいながら、演技について深く考え実践した成果を発表しました。

公演レポート(2024年3月21日公開)

ライター:企画参加者

プロジェクト概要(2023年10月27日公開)

ライター:中込遊里(ぱちぱち総合ディレクター)

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2023/12/18 公開 【1/21成果発表】八王子からスター誕生!俳優を目指す若者を応援しませんか?

プロデューサーメッセージ(このコンテンツのこれまで、これから)

『少しはみ出て殴られた』という面白い戯曲があるので上演したい、というメンバーの声からスタートした企画です。
企画をまとめていく段階で、プロの俳優を目指す同世代の若者たちと一緒に創作をしたいという方向になり、様々なプロの俳優にアドバイスをもらいながら、公演ではなく稽古成果の発表という形での公演を模索しました。

2024年度はこのフォーマットを踏襲しつつ、「プロの俳優を目指して実戦的な経験を積む」ことと、「その成果をお客さんに還元する」ことを考え、企画調整します。

こういう人が、このプロジェクトに参加してくれたら嬉しい!

真剣に演技と向き合う「プロの俳優」を目指す若い才能(18歳から25歳)

B.地域イベントへの参加

八王子市内だけではなく、多摩市や日野市など近隣の地域からもオファーを頂くことができました。
外部出演を積極的に行っていくにあたって、毎回0から何かをつくるのではなく、継続性のある作品パッケージをもつことを大切にしています。

4. きょうげんあそび in 日本遺産フェスティバル in 桑都

八王子市主催の日本遺産フェスティバルで「きょうげんあそび」を上演。人形劇の要素を取り入れながら、日本の伝統文化である狂言の魅力を活かし、オリジナリティあふれる「きょうげん」を披露しました。子どもたちが思わず一緒に体を動かしたくなる、躍動感のある演劇となりました。

公演レポート(2023年12月27日公開)

ライター:まゆたそ(ぱちぱち制作)

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2023/11/4 公開 :【上演先募集中!】「きょうげんあそび」を呼びませんか?

プロデューサーメッセージ(このコンテンツのこれまで、これから)

保育園から、子供たちが楽しめるような演劇を、演劇ネットワークぱちぱちでつくれませんか?とお声がけ頂いたのがはじまりです。そこから、演劇教育に興味があるメンバーが、日本の伝統芸能である狂言を、子供たちが楽しめる形式につくり変えてみようと考え、「きょうげんあそび」がうまれました。
2023年度は上演先が1つでしたが、今後は継続的に上演ができるような体制構築を行っていきます。

こういう人が、このプロジェクトに参加してくれたら嬉しい!

子供が喜ぶことに楽しさを感じることができ「きょうげんあそび」のパッケージに可能性を感じてくれる仲間(18歳から25歳)
・地方公共劇場、教育現場、保育園、幼稚園、企業施設、地域イベントを企画している人 ※若い人たちの支援にもなるし、安価だし、公演も盛り上がります!

5. 多摩ニュータウンヒーロー部

2022年の構想・勉強の期間を経て、2023年は3つのイベントに参加しました。

1年の振り返りレポート(2024年4月1日公開)

ライター:中込遊里(ぱちぱち総合ディレクター)

5-1. 宇宙論☆講座のおばけ屋敷 ~発狂!鏡球地獄~ at TAMATAMA Festival

宇宙論☆講座さんのちょっと怖くて、かなり面白いおばけ屋敷企画に、ゲストとして呼んで頂きました。

TAMATAMA Festival HP:https://tamatamafes.com/contents-article/EL5AZL62
宇宙論☆講座:https://uchuuronkouza.tumblr.com/

5-2. 日本遺産フェスティバルin桑都

八王子市主催の日本遺産フェスティバルでは多摩ニュータウンヒーロー部の上演もあり、子供達だけではなく大人からも声援を頂きました。

5-3. 2024ふれあいこどもまつり 『オクトーレマスク & 多摩ニュータウンマン ヒーローショー』

毎年3,000人以上が来場する「ふれあいこどもまつり」で、初めてのヒーローショーを実施しました。
オクトーレを運営しているリオ・モールマネージメントさんにインタビューをし、オクトーレのヒーロー、オクトーレマスクを誕生させました。

プロデューサーメッセージ(このコンテンツのこれまで、これから)

ヒーローが好きなメンバーの想いに共感した人たちが中心となりチームが出来上がり、緩やかに活動をしながら1年以上をかけて準備をし、八王子市の先輩ヒーローのゲンキダーJさんや、所沢市の公認ヒーロー、航空戦士トコロザワンさんのところに勉強に行ったり、外部の方にアクトスーツの作り方を教えてもらったりなど、様々な人の力を借りながらヒーローショーにたどり着きました。
ヒーローショーを1度経験することができたので、2024年度は更に活動を広めるべく営業活動を行っていきます。また、当初のコンセプトが「大人の部活」であったこともあり、メンバーと外部の大人たちで一緒に協力をしながら、オクトーレマスクのように、小さな単位のご当地にコミットしていくフォーマットになるよう、微調整していきたいと思います。

こういう人が、このプロジェクトに参加してくれたら嬉しい!

地域を盛り上げたい、ヒーローづくりに興味がある、活動に共感し、協調性をもって活動を一緒にもりあげてくれる仲間(全年齢)
※チーム作りでは初めての、年齢枠を設けない活動のテストケースになると思います。演劇ネットワークぱちぱちにおいて、「18歳から25歳」という募集枠が適切かどうかの議論は常にあり、やはりいろいろな人との活動に可能性があるということを証明できるような企画にできればと思います。
・地方公共劇場、教育現場、保育園、幼稚園、企業施設、地域イベントを企画している人 ※若い人たちの支援にもなるし、安価だし、公演も盛り上がります!

6. 一人語りシリーズ in 令和5年度・日野市中央公民館平和事業

演劇ネットワークぱちぱちの芸達者な2人が、日野市からお声がけいただき、2つの1人語りを披露いたしました。

公演レポート(2023年7月22日公開)

ライター:中込遊里(ぱちぱち総合ディレクター)・奥山樹生(メンバー)・堀慎太郎(メンバー)

プロデューサーメッセージ(このコンテンツのこれまで、これから)

日野市職員の方からイベント出演のお誘いをいただき、そのイベントに向けて芸達者な堀君、奥山君が、ご年配の方に楽しんでもらえるように、落語や講談をベースにした、1人でも練習できる何かを作ってみよう、ということではじまりました。1人でもできる何かはコストパフォーマンスも良く、上演もとても好評だったため、またどこかで上演したいなと思っています。

こういう人が、このプロジェクトに参加してくれたら嬉しい!

上演先を募集しています。少額で呼べて、若い人たちの支援にもなり、現状内容的にはご年配の方々に喜んでもらえるような内容になっています。
また、演劇ネットワークぱちぱちを通して出会った芸達者2人ですが、仲間であり、ある意味互いを刺激しあうような感じがあります。
そこに入っいって、1人で出来るパフォーマンスの開発をやっていきたいという人がいれば、あともう1人か2人くらい仲間になれると良いのかなと感じています。

C.ぱちぱちフレンズ

2023年度に新設した、現在活躍中の団体と演劇ネットワークぱちぱちがいっしょになって、「演劇の続け方」を考える企画です。

7. ぱちぱちフレンズno.1 かるがも団地

レポート(2023年8月26日公開)

ライター:新妻野々香(メンバー)

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2023/11/14 公開: ※募集締め切りました。【わーわーフェス】かるがも団地 演劇創作体験

8. ぱちぱちフレンズ no.2 屋根裏ハイツ

レポート(2023年12月15日公開/2024年3月7日公開)

ライター:伊藤優花(広報チーフ)、関口真生(メンバー)、新妻野々香(メンバー)、寺原航苹(メンバー)

ライター:新妻野々香(メンバー)

プロデューサーメッセージ(このコンテンツのこれまで、これから)

「演劇の続け方」の観点から興味深い活動をしている外部の団体と一緒に、「演劇の続け方」を考えてみようと思い、はじめた企画です。
2023年度は、劇作・演出を担当する藤田さん、デザインを担当する古戸森さん、制作の宮野さんの3人からなる、俳優のいない演劇ユニット「かるがも団地」さん、「役に立つ演劇」の創出を目標に掲げ、他の事業でもつながりのある中村大地さんが主宰をしている「屋根裏ハイツ」さんの2団体と一緒に活動をしました。
かなり手探りな状況下での活動でしたが、アウトプットはとても良いものになったなと考えています。
まだ最適な形からは遠いような感触がありますが、演劇ネットワークぱちぱちが「演劇を続け方を試すためのプラットフォーム」を目指すにあたっては、重要な枠組みになる可能性のある企画だなと感じています。今年度は「かるがも団地」さんとのコラボ企画を中心に実施したことから、次年度は「屋根裏ハイツ」さんとのコラボ企画を予定しています。
並行して、枠組みの見直し、新たな団体との出会いを模索していきたいと考えています。

こういう人が、このプロジェクトに参加してくれたら嬉しい!

演劇の業界で活躍していこうと考えている方(18歳から25歳、制作チームの一員として 1~2名程度)
参加してくれた方にとって、面白い団体、表現者と出会い、その考えに触れる良い機会になると良いなと考えています。

D.イベント

9. ぱちぱち a GoGo!

演劇ネットワークぱちぱちの今とこれからがわかる、業務報告会を実施しました。

プロデューサーメッセージ(このコンテンツのこれまで、これから)

演劇ネットワークぱちぱちの1年の活動を振り返り、次の1年、その先の話をメンバーや、演劇ネットワークぱちぱちの周辺にいる人たちとしようという目的で開始しました。
最適な形式は模索しているのですが、継続していきたいと考えています。

10. ぱちぱちのわーわフェス in ユースシアター

ぱちぱちメンバーになるとこんなことが出来るよ、ということを知ってもらうためのフェスとして開催しました。

レポート(2024年2月16日公開)

ライター:アキナ(ぱちぱちディレクター)

プロデューサーメッセージ(このコンテンツのこれまで、これから)

演劇ネットワークぱちぱちの見本市を目指して開催しています。
体験を通して、ぱちぱちのこと、演劇のことを知れるイベントになるのが良いかなと考えてはいるのですが、来てくれるお客様にとっての最適な形を模索しています。
次年度も12月に開催予定です。

こういう人が、このプロジェクトに参加してくれたら嬉しい!

どうしたら演劇ネットワークぱちぱちの魅力を、外部の人に知ってもらえるのか、を、一緒に考えてくれる人(18歳から25歳 ディレクターとして1~2名)
横断的に演劇ネットワークぱちぱちの事業に関わることになるため、コンテンツのことを知る、メンバーと知り合うにはとても良い企画です。

11. ぱちぱち合宿

みんなで宿泊して、ひたすらに演劇のことをするとても楽しいイベントです。

レポート(2023年6月26日公開)

プロデューサーメッセージ(このコンテンツのこれまで、これから)

コロナ禍がひと段落して、みんなが集まる場をつくろうと考え、思い切って合宿を計画してみました。
演劇好きたちによる、演劇好きのための1泊2日で、ずっと演劇に関わることをしていました。メンバー同士が仲良くなる、とても良いイベントでしたので、もう少し回数を増やしていきたいなと考えています。

こういう人が、このプロジェクトに参加してくれたら嬉しい!

演劇が好きで、新しい仲間に出会いたい人(18歳から25歳)
・安価で借りられるよい合宿先を、提供しても良いよ、という方

E.その他

12.内田企画・インスタレーション『もしもしやさしさよ』

ぱちぱちメンバー内田君のインスタレーション作品作成を、演劇ネットワークぱちぱちでサポートしました。

レポート(2023年8月25日公開)

ライター:中込遊里(ぱちぱち総合ディレクター)

プロデューサーメッセージ(このコンテンツのこれまで、これから)

演劇ネットワークぱちぱちに参加しているメンバーが、95%自分の力でやり遂げるイベントに、5%くらい場所とか、ちょっとした資金とかを提供する形で支援してみようという試みとして実施しました。できたことの評価とは別に、演劇ネットワークぱちぱちとしての支援フォーマットが見えてきた部分もあり、整理中です。他の事業との兼ね合いもあり、2025年度くらいから、再開できると良いなと考えています。

こういう人が、このプロジェクトに参加してくれたら嬉しい!

自力でイベントをやりたいのだけど、こういうところで力を貸してほしいというのが明確にある人(18歳から25歳)
「八王子市への演劇文化の普及」、「演劇ネットワークぱちぱちのメンバーが増える、認知度が増える、収入が増えることにつながること」、「演劇を続けていくための新しい演劇の形の研究」には、演劇ネットワークぱちぱちはいつでも興味があります。

F.レポートに書かなかったけど楽しかった企画達

2025年秋の二人芝居10都市ツアーの支度/若尾稽古会/ぱちぱちのふむふむ/ぱちぱちのわくわく/ぱちぱちのサイファー

G.メディア

13. 月刊アフタートーク

演劇に出会ってしまったことで青春をぶん回された、ユース世代のゆうか・まおすけ・こうへいが、演劇を通した人生観や、観劇の赤裸々な感想を、アツくひたすらに語り合う企画です。

レポート(2024年4月4日公開)

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2023/6/3 公開: 月刊アフタートーク2023年3月号①【YouTube】
2023/6/21 公開: (伊藤)月刊アフタートーク6月号
2023/7/24 公開 :(伊藤)月刊アフタートーク7月号☆☆

プロデューサーメッセージ(このコンテンツのこれまで、これから)

演劇ネットワークぱちぱちを通して出会った3人が、こんなにも仲良く楽しく、個々の体験から来る意義深い発信をしている、その魅力がこれからもあふれる事業になっていくと良いなと考えています。試行錯誤しながらも、着実にコンテンツは育ってきており、X(旧Twitter)上のスペースも、聞いてくれる人、注目してくれる人数が増えていっています。このコンテンツの理想形については、まだまだ検討の余地があり、それを一緒に考えてくれる客観的な視点をもてるパートナーが仲間に加わると、次の展開に進むような感触はあります。

こういう人が、このプロジェクトに参加してくれたら嬉しい!

全体のディレクション、月刊アフタートークがどうなっていくと良いかを一緒にできる方(18歳から25歳)
番組協賛、スポンサーとして若い人たちの活動を支援したい、若い人の力で演劇業界を盛り上げたいという方

Y.ぱちぱちメンバーズファイル

演劇ネットワークぱちぱちにはどんなメンバーがいるの?どんな活躍をぱちぱち内外でしているの?

を、紹介する企画です。


ライター:中込遊里(ぱちぱち総合ディレクター)・まゆたそ(ぱちぱち制作)

さいごに

演劇ネットワークぱちぱちでは、メンバーとスポンサーを募集しています。
詳しくはこちらをご覧ください。

1.メンバーになる

メンバーが増えると、色々な企画が成立しやすくなります。つまり、同じ興味、価値観の仲間が見つかりやすくなります。
なので演劇ネットワークぱちぱちでは、メンバーを増やすことをとても大切にしています。
参加しただけでは、何かを強制されることはありません。
ですが企画に参加するときには、企画毎にルールがあります。例えば公演制作に参加する場合は、稽古、リハ-サル、本番に出られること、みたいな感じです。

2.スポンサーになる

現在、演劇ネットワークぱちぱちは、八王子市の文化芸術振興補助金で運営されています。過去には文化庁からの助成もいただきましたが、補助金が永続的に得られるわけではありません。ですので、我々は収益を自己維持し、演劇ネットワークぱちぱちを長期的に維持するため、演劇公演を制作したりワークショップを実施したりして収益を上げるのではなく、スポンサーと出会い、支援を受けることを選びました。

クレジット

アニュアルレポート制作:
公益財団法人八王子市学園都市文化ふれあい財団
演劇ネットワークぱちぱち プロデューサー 木村愛美、荻山恭規
トップ画像制作:奥山樹生

演劇ネットワークぱちぱち
主催:公益財団法人八王子市学園都市文化ふれあい財団
運営:一般社団法人AsoVo